朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第15話Ⅳ

私は承諾した。遠藤さんはホッとしたように、ヘアピンを外し、上に投げる。すると、いつもの結界に覆われた。そして、遠藤さんの姿も変わる。頭にベレー帽を被り、大きな筆を持っていた。

 

「後ろにいて下さい」

 

そう言って、鳳さんが私の前に出る。遠藤さんは気にする事無く、筆で空中に絵を描き始めた。昨日見た凍てついた花の絵だった。その絵が具現化され、花びらが舞い、こちらに襲い掛かってくる。鳳さんが、たくさんのクナイを投げ、応戦する。花びらはガラスの様に粉々に砕け散った。

 

 


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第15話Ⅲ

『光の事、ありがとうございました』

 

「気にしないで」

 

そう私が言うと、スケッチブックのページを捲る。

 

『願いは叶えたいけど、先輩とは戦いたくなかったんです。それが、あんな形で先輩を襲ってしまって、すみませんでした。あの化け物は私が描いた絵です』

 

風花さんが言ってた忠告は、やっぱり遠藤さんの絵の事だったんだ。能力にはこんな使い方もあるんだ。そして、遠藤さんはまたスケッチブックを捲る。

 

『中途半端じゃ駄目ですね。先輩、私と勝負して下さい』

 

 


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第15話Ⅱ

中間テスト最終日。テストが終わってから、鳳さんと美術室で高岡さんが来るのを待っていた。

 

「彼は本当に来てくれるでしょうか?」

 

「分からないけど、来てくれるような気がする」

 

「そうですか。如月さんが言うなら、そうなのかもしれませんね」

 

「それってどういう意味…?」

鳳さんの意味深な言葉の意味を聞いた時、美術室の扉が開いた。そこに立っていたのは、遠藤さんだった。私に近付き、スケッチブックを見せる。

 

 


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第15話Ⅰ

――― 私にはずっと一緒にいたい男性がいる…

 

――― でも、今は一緒にいないようにしてた…

 

――― 彼の事が嫌いなったわけじゃない…

 

――― ずっと歌っていたいとも思ってる…

 

――― でもそれ以上に、彼を傷付けたくないんだよ…

 

 


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第14話ⅩⅩⅩⅩⅡ

「私で良いですか?桜井君や朝比奈君じゃなくて良いんですか?」

 

「よく分からないんだけど?今日も助けてもらったし、2人だって大切だけど、鳳さんだって同じくらい大切だよ」

 

「そんなだから、あなたの事を信じたくなるんです…」

 

小さな声だったので聞こえなかったと振り返ったら、鳳さんは後ろで立ち止まっていた。どうしたのかと聞くと、何でもないと言って歩き出した。

 

本当に何だったんだろう…?

 

明日で中間テストも最後だ。テスト期間と共に、この問題も終わってくれるだろうか…?

 

 


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第14話ⅩⅩⅩⅩⅠ

美術室を出て、教室に戻る途中、ふと疑問に思った事を鳳さんに聞いてみる事にした。

 

「どうして、ここに来たの?」

 

「2人はまた喧嘩をしてましたし、如月さんもいつの間にかいなくなっていたので。昨日の話を聞いて、ここかと思った訳です」

 

「ありがとう、おかげで助かったよ。あの、明日も一緒に来てくれる?たぶん明日なら、遠藤さんに会える気がするから」

 

そう誘ったんだけど、何故か驚いた顔をしていた。もしかして、嫌だったかな…?

 

 


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第14話ⅩⅩⅩⅩ

「そうだと良いんだけどね…」

 

「明日、聞いてみましょう。私も一緒に行きますから」

 

彼は頷き、ありがとうと言った。その顔は、憑き物が取れたかのような晴れやかなものだった。

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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