朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  https://youtu.be/s2ISKZnw9Ds
よろしくお願いします。

木精物語

第16話ⅩⅩⅩⅧ

でも、違いました。女性の様な僕は異性としては見られ無いと告げられたり、裏では女男と言われているそうです。惚れやすいせいか、何度も告白するのですが、上手くいく事が無くなりました。 最初は持て囃してていたくせに、近付いたら手の平を返すなんて。ど…

第16話ⅩⅩⅩⅦ

「聞いてよ。この前もさ、彼氏の方が綺麗だねとか言われちゃったのよ。彼女としての立場はって感じ」 「分かる。自分より綺麗だと、嫌だよね。比べられちゃうっていうか、女として辛いよね」 「そうそう。最初は良いなって思ってたんだけどね」 そんな事を陰…

第16話ⅩⅩⅩⅥ

僕は子供の頃から、女の子のような見た目をしていました。女性のように舞えるこの見た目を最初は嫌だとは思いませんでした。年を重ねる毎に、僕はどんどん見た目が綺麗になっていき、女性よりも美人だと言われるようになりました。本当に最初はなんとも思っ…

第16話ⅩⅩⅩⅤ

「分からないですね」 「どうして!?」 「僕は、彼女と無理に恋人同士になろうと思った事はありません。好きだから、傍にいたいです。でも、如月さんが悲しんでいたら意味が無い。だから、僕は自己満足でも、彼女が嬉しいと思ってくれるよう努力するんです」 …

第16話ⅩⅩⅩⅣ

「このガード、すごく固いですね」 「僕は、如月さんのように攻撃タイプの能力じゃないんですよ」 そういえば、朝比奈君の武器は銃だけど、弾丸じゃなく針が出てくる。刺さっても致命傷にはならないものだ。たくさん刺さらなければ、意味をなさないように思…

第16話ⅩⅩⅩⅢ

「そっか。それじゃあ、実力行使しかありませんね」 そう言って、東条さんはブレスレットを外し、上に投げた。そして、いつもの結界が現れ、東条さんの姿が変わった。着物姿だったけど、扇子を2本持っていた。 「そこの彼を倒して、君のアクセサリーを頂くね…

第16話ⅩⅩⅩⅡ

「そこまでにしてもらえますか?僕の大事な人を傷付けるのは、誰であっても許せないんでね」 私達とは別の声が聞こえたので、声の方を見てみると、朝比奈君が後ろに立っていた。顔は笑ってるけど、何故か怖く感じる。もしかして、怒ってる? 「大丈夫、如月…

第16話ⅩⅩⅩⅠ

「僕はそれでも良いよ、君が傍にいてくれるなら」 「そんなの、絶対駄目です!!」 つい、東条さんを押し退けてしまった。俯いていて、表情は見えないけど、きっと悲しそうな顔をしてると思う。 でも、受け入れちゃ駄目だと思ったから… 「そんなの悲しいですよ…

第16話ⅩⅩⅩ

「やっぱり君は、女みたいだからと否定する人じゃない。それだけで、僕は嬉しいんです。ずっと男らしくなりたかった。いつも見た目のせいで、恋が出来なかったので。でも、君ならありのままの僕を受け入れてくれる」 違う、そんな事無い…。私はそんな綺麗な…

第16話ⅩⅩⅨ

「そんな事無いです」 「そんな事ありますよ。君は優しいから。…そんな君が僕も好きです」 これは、告白…?東条さんとはこの前会ったばかりなのに、どうして…? 疑問は沢山あるけど、答は決まっている。私は東条さんの気持ちには答えられない。 「すみません…

第16話ⅩⅩⅧ

放課後、いつも通り1人で帰ろうとしていたら、校門前に東条さんがいた。一緒に帰って良いか聞かれたので、了承した。帰り道の途中、今日の舞台の事を聞かれた。 「とても綺麗で、素敵でした。本当の女性みたいで…」 「君にはそう思われたくないな」 「えっ……

第16話ⅩⅩⅦ

「君に言われたくないと思うけど」 「俺は女に間違われた事ねーよ」 本当に何度見ても女性のように綺麗だった。女の私なんかより、綺麗で繊細に舞う人。この前は何も知らなかったから何も思わなかったけど、本当はすごい人だったんだ。 あれっ、今、目が合っ…

第16話ⅩⅩⅥ

一つひとつ演目が続いている。私には詳しい事は分からないけど、綺麗な舞いだなっと思いながら見ていた。 「あれって、今大学部にいる奴だよな」 悠君の言葉に次の舞い手を見ると、この前会った東条さんだった。 「そうだね。家元じゃなかったっけ、彼」 「…

第16話ⅩⅩⅤ

「それよりも、何で席順が男女別なんだろうね。如月さんが隣だったら良かったのに」 「俺だってお前の隣なんて最悪だ」 「それは僕もだよ」 名前の順で座ってるから、私達は席が近い。一応、悠君の前の席に座っている。でも、男女混合でも朝比奈君の隣にはな…

第16話ⅩⅩⅣ

そして、数日後。学校で芸術鑑賞会という行事が行われた。毎年、違った内容を行っているのだと教えてもらった。今年は、日本舞踊らしい。全校生徒が講堂に集まった。クラス別の席なので、悠君と朝比奈君は近くだったけど、彩華さんと鳳さんとは別々だった。 …

第16話ⅩⅩⅢ

「なら良かったわ。ぜひ、また遊びに来て下さいね。その時は、私ともお話ししてくれると嬉しいわ」 また来れるかは分からないけど、はいと答えた。機会があれば、また来たいなって思ったから。 帰りが遅くなったから、またお母さんに色々言われたりしたけど…

第16話ⅩⅩⅡ

靴を履いた直後、先程の女性がやってきた。先程も思ったが、すごく綺麗な女の人。 「さっきは息子がごめんなさいね。怒ってないかしら?」 「はい、気にしてないです」 息子という事はこの人は、東条さんのお母さんなんだ。母親とは思えないほど若くて、お姉…

第16話ⅩⅩⅠ

「大丈夫だった?この子ったら、手が早いから。こんな可愛い子に何かあったら、申し訳が立たないわ」 まったく付いて行けない状況に、私は固まるしか出来なかった。そんな私をよそに、2人は口喧嘩を始めてしまった。 「何するんですか?もうすぐ舞台があると…

第16話ⅩⅩ

拳をかまえたその女性はこちらにやってくる。叩かれてしまうのかと、目を瞑り身構えていると、私を抱きしめていた腕が離れた。後ろを見ると、東条さんが頬を擦りながら座っていた。さっきの女性に叩かれたようだった。 「アンタって子は、こんな可愛らしいお…

第16話ⅩⅨ

そちらに向かおうとすると、何故か東条さんに後ろから抱きしめられてしまった。 「もう帰っちゃうのですか?」 「親が心配するので、帰らないと」 「嫌です。帰したくありません」 そう言われた直後、東条さんの手が私の顔に触れ、頬にキスをされた。突然の…

第16話ⅩⅧ

「それよりも、僕の事が知りたいのですか?」 えっ、どういう意味だろう?なんだか、嬉しそうにしてるけど? 「僕は君の事が知りたいです。教えて下さいますか?」 「えっと、その…」 何でこんな事を言われてるのか分からず、戸惑っていると使用人さんから、…

第16話ⅩⅦ

そう言いながら、そそくさと立ち去った。東条さんは怒っていたけど、全然怖がられていないようだった。笑いながら出て行ったし。 「変な事を聞いてしまってすみません」 元はと言えば、私が理由を聞いたせいなので、使用人さんが怒られる必要は無いはず。そ…

第16話ⅩⅥ

私がお礼を言うと、使用人さんがクスッと笑って、逆にお礼を言われてしまった。 「いつもはもっと落ち込んで帰ってくるのですが、今日は元気だったので驚きました」 そういえば、雨の中で泣いてたんだった。どうしてなんだろう?その事を尋ねると、ま た笑わ…

第16話ⅩⅤ

お風呂を上がると、まだ制服が乾いてないのか、浴衣が置いてあった。浴衣に着替えて待っていると、使用人さんが来てくれて部屋に案内してくれた。部屋には東条さんがいて、自分もお風呂に行くと言って出て行った。 私は部屋で1人になってしまった。周りを見…

第16話ⅩⅣ

「それもあるけど…」 雪ちゃんもボクって言うから、そう言う人なんだと思った。 「それにしても、大きなお屋敷だし、何のお家何だろう?」 「春菜様がいたお屋敷もこんなに大きかったよ」 そういえば、夢に出てくるあのお屋敷も大きかった。あそこはどこのに…

第16話ⅩⅢ

お風呂はすごく大きくて、木で出来ていた。使用人さんが制服を乾かしてくれると言ってたので、お言葉に甘える事にした。 お風呂に浸かっていると、サクラが出てきた。お風呂でも、このアクセサリーは外さないようにって言われてるからそうしてるんだけど、濡…

第16話Ⅻ

「もしかして、僕の事女の人だと思ってる…?」 「えっ、違うんですか?」 私がそう言うと、使用人さんは大笑いし、東条さんは笑いすぎだと怒った。もしかして、東条さんって… 「ごめん、言っておけば良かったね。僕は男なんですよ」 あまりにも綺麗な顔をし…

第16話Ⅺ

「それじゃあ、先に入って。僕は後で入りますので」 「あの、お風呂まで申し訳ないです。私は大丈夫なので、このまま帰ります」 「それは駄目。そのまま帰って風邪を引かせちゃうかもしれないし」 「それなら、東条さんの後に入ります」 「僕は後でも大丈夫…

第16話Ⅹ

見て見ぬふりが出来なかっただけ。全然、優しくない… 「君は優しいですよ。見ず知らずの人に傘を差しだすなんて、優しくなきゃ出来ない」 「……」 何と答えたら良いか分からずにいると、使用人さんがお風呂の準備が出来たと呼びに来てくれた。 人気ブログラン…

第16話Ⅸ

私は慌てて「大丈夫」だと答えた。この家の玄関は広いから、全然窮屈じゃない。だから、なにも問題が無かった。私の慌てた様子に、東条さんはクスクスと笑い始めた。 「春菜ちゃんは可愛い人ですね。それに、優しい人だ」 「そんな事無いです」 人気ブログラ…

妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
☆毎週土曜22:00より調布FM(83.8MHz)より放送中♪
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