読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第3話Ⅸ

木精物語

「……いいですよ」

「はっ?」

私の返答に驚いたのか、彼は目を丸くしている。

「いいのか、本当に?」

いい、だって私には叶えたい願いなんてないから。

「私には必要無いものですから。それなら、あなたの願いを叶えたいです」

「ダメー!」

そう言って、サクラが彼の頭の上に乗り、ポコポコと頭を叩き始めた。

「痛いって、やめろ。それに、お前が決める事じゃないだろ」

「この首飾りがなくなったら、私は春菜と一緒にいられなくなるんだから!」

サクラは泣きながらそう叫ぶ。

「やっと会えたのに、また離れるなんて、私絶対ヤダよ!」

そんな泣いてもらえるほど、私に価値なんてないのに……。昨日あったばかりで、私の事何も知らないのに、何で傍にいたいと思うの?

「どうして…?私、あの前世の春菜って人じゃないよ。全然違う人なんだよ」

私はボロボロと泣いていた。私には何もなくて、願いすらないのに…

そんな私を見たサクラが彼から離れ、私のところに来た。

「どんなになっても、春菜は春菜なの。傍にいるって約束したもん。だから、だから…」

 

 


人気ブログランキングへ

広告を非表示にする
妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
☆毎週土曜22:00より調布FM(83.8MHz)より放送中♪
<公式HP>http://music-bunker.com/yousei/
<お便りはこちら>yousei@music-bunker.com