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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第4話Ⅻ

「…避けないんですね」

「運動音痴だから、無理だった…」

あまりの痛さに、アハハッと疲れたように笑うしか出来なかった。その反応が気に食わなかったのか、風花さんは俯いてしまった。

「…どうして笑うんですか?…痛くないんですか?…つらくないんですか?」

「うん。血も出てるし、痛くてつらい」

「…じゃあ、どうして平気そうな顔するんですか?」

「だって、痛いのも…、つらいのも…、全部風花さんの方だから」

私だって知ってる。家族に傷付けられて、いらない扱いされるのがどれだけつらい事か。どんなに無理して平気な顔してたって分かる。

「あの、今もかも知れないけど、すごく苦しかったよね?」

だって、私も同じだから。嫌だけど、分かっちゃうから。

その言葉を聞いた、風花さんは涙を流していた。

「えっ、あの、ごめんなさい。変な事言った」

泣かれるとは思わなくて、つい謝ってしまった。傷付けちゃったかな?

風花さんは首を横に振って、否定した。

「…違います。私にも…、よく分からないです」

地に降り立ちながら、頑張って涙をぬぐって、泣きやもうとしていた。その姿に私は、そっと彼女を抱き寄せていた。

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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