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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第4話ⅩⅨ

「とりあえず、どうしようか?」

と私は、口走っていた。

「どうしようって、何がだ?」

「風花さんをこのまま帰らせるのは可哀想だから、どうしたらいいかと思って」

「何で、このまま帰らせちゃいけないんだ?」

普通疑問に思うよね、悠君は風花さんが虐待を受けているって知らないから。その事を説明したら、「なら、お前が連れて帰ったらどうだ?」と言われた。

「それが良いんだけど、絶対無理だから」

「親に反対されるのか?」

「そういう事」

2人で悩んでいると、「…私は大丈夫です」と風花さんが言ってきた。

「あまり、無理はしないで」

「…でも、迷惑は掛けられないです」

「私がこうしたいって思ってるから、してるだけだよ」

「…はい、ありがとうございます」

と言って微笑んでるけど、ホントは嫌なのかもしれない。でも、放っておけないって思う。これは私のエゴにしかならないとしても。

「頼んでみたらどうだ?如月の母親なんだろう、分かってくれると思うが」

「絶対に無理だと思う。前に1度そういう事があったから、もう許してもらえない」

「前に1度って?」

つい理由まで言ってしまった。こんな事言ったら変に思われる、誤魔化さないと…

「何でもない、こっちの話だから。そうだね、頼んでみる」

「…如月先輩、大丈夫ですか?」

笑って何事もないようにしてみたけど、風花さんに心配されちゃった。しっかりしないと駄目なのに。

「ごめんね、心配掛けちゃって。大丈夫だから、ね」

まだ心配してたけど、今はこれくらいしか言えない。ごめんなさいと心の中で呟く事しか出来ない。

ホント駄目だな、私…
 


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妖精達の夢物語
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