朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

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第4話ⅩⅩⅥ

夕食を食べてから、私はベッドに転がっていた。

「大丈夫、春菜?」

「平気、いつもの事だから。いちいち気にしてたら身が持たないよ」

「でも、春菜は悪くないよ。助けようとしたんでしょ?」

「うん、そう。だけど、この家では悪いになるんだよ」

「でもでも…」

「ありがとう、そう言ってくれるの嬉しい。でも、サクラは気にしなくてもいい」

この家は前よりはマシにはなってるけど、そんなにいい家だとは思わない。

父親は、子供の事考えてるとは思うけど、あまり頼りにならない。母親は、家事をして、勉強を教えてくれるけど、子供の事をちゃんと考えてくれない。

最終的には、自分の意見しか通らないから、話し合いの意味もないし。私が落ち込んでいても、ほったらかしにするか、自分が悪いと言って責める以外しないから、何度も1人で泣いたりしてた。

お母さんにとって自分が間違ってるって事は絶対にないらしいから、自分中心にこの家は回ってるって言ってるし、もうどうしようもない。だから、この家が好きかと聞かれれば好きと言えない。

「明日も学校だから、早く寝ないと」

「う、うん。そうだね」

サクラは納得してないみたいだったけど、仕方のない事なんだ。これが、この家のルールだから。

寝る前に下に降りたら、お母さんとお父さんが言い争っていた。というより、お母さんが一方的な愚痴を言い続けていた。

『あの子、まだあんな事言ってるのよ。家を何だと思ってるのよ。ホント、信じられないわ。私の事、ちゃんと母親だと思ってるのかしら?』

その度に自分を抑える。いつもの事だ。だから、気にしちゃだめだと。

これが普通なんだと、自分に言い聞かせる。

 

私はこの状況に、いつまで耐えられるのだろうか?

 

 


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