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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第4話ⅩⅩⅦ

木精物語

今日の夜も、また春菜さんは現れた。

『今日は雫ちゃんと会ったのね』

「風花さんも知ってるんですね」

『ゲームの参加者は皆知ってる。会った事があるもの』

そういえば、皆生まれ変わったって言ってた。悠君や風花さんも生まれ変わりなんだ。

『生まれ変わっても、あの子はつらい思いをしているのね』

「そうなんですか?」

『そう。また過去の話をしましょう。目を閉じて』

 

 

 

言われた通り目を閉じ、目を開くとまた古い屋敷に立っていた。春菜さんが廊下を歩いていると、女の人が後ろから声を掛けた。

「春菜様!」

「何ですか?」

『この人は、お世話係の人ね。私のお世話係は皆女性だったの。私より年上の人ばかり
だったから、敬語を使われたり、敬われたりすると変な感じがしてた。言ってもやめてはくれなかったけど』

「春菜様、このお屋敷の前で子供が行き倒れているのです」

「それはどういう事ですか?とりあえず、その子に会わせてください」

「分かりました、こちらです」

案内されるまま、お屋敷の前にたどり着くと、倒れている風花さんがいた。今の風花さんと変わらずいたるところに傷があり、その上衰弱していて、今にも死んでしまいそうだった。

「誰かこの子を私の部屋に運んで、そして何か食べるものを作りなさい」

「でっ、でも、春菜様、誰とも分からない者をお屋敷に入れるのは」

「これは、命令です。それとも、私の命令も聞けないのですか?」

「いっ、いえ。そんな事はありません」

「それでは、早く」

「わっ、分かりました」

『年下の女が偉そうな事を言ってるって感じかな?でも、焦ってたから。それから、雫
ちゃんを部屋に運んで、食事を取らせて落ち着いた頃に話しをしてみたの』

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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