朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

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第4話ⅩⅩⅧ

「あなたの名前はなんていうの?」

「…私は、雫と言います。…春菜様」

「私の事、知ってるんだ」

「…私は知ってる。…どんな事でも。…だから、春菜様の事も知ってます」

『雫ちゃんの守護樹はポプラなのよ。ポプラの人はどんな小さなささやきも聴き取れる魂の耳を持ってるの。自分や友人達の心の痛みとかそういう口に出せない心の声に耳を傾ける事が出来る。しかも、雫ちゃんは力の強い子だったから。相手の気持ちや過去、その場所の事、動物や木々の事、何でも知る事が出来たの』

「それで、どうして、ここにいたの?」

「…ずっと歩いてて。…気が付いたら、ここに」

「そうなの。じゃあ、ご両親は?」

「…いらないって言われたんです」

『何でも知る事が出来たせいで、雫ちゃんはご両親に捨てられたの…』

「…あの、春菜様」

「んっ、何?」

「…春菜様の横にいるのは何ですか?」

「えっ、サクラが見えるの?」

「…はい」

「わぁー、私の事見えるんだ。やったー!よろしく、雫!」

「…よろしく」

「あなたにも知らない事があったね」

「…そうみたいです」

『知らない事がある事に、雫ちゃんは喜んでいた。普通だったら、絶対ありえないのに。それが私にはなんだか嫌だった。だから、お世話係の人がやって来た時に…』

 

 


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