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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第5話Ⅴ

着いたのは、駅前のショッピングモール。朝から人であふれてる。日曜日だからかな?

「お前って好きなものとかあるか?」

唐突振り向いたと思ったら、そんな事を聞かれた。何でそんな事聞かれたんだろう?今日は悠君の買い物だったはず。

キョトンとしていると、悠君が気まずそうに言葉を続けた。

「いや、そのだな。親父に頼まれてて…」

ますます意味が分からない。なかなか言ってくれそうになかったから、こっちから聞く事にした。

「えっと、お父さんに私の好きなものを探すように頼まれたの?」

話の前後を繋げるとこんな感じになると思うけど、合ってるかな?

「まぁ、そんなところだな…」

「どうして?」

「それはだな。俺の親父が理事長だってのは、知ってたか?」

そういえば、朝雪ちゃんに教えてもらった。本当だったんだ。

「あの、今日知った」

「はぁ、知らなかったのか。しかも今日って、今じゃないのか?」

「えっと、今日の朝、妹に教えてもらったの」

「お前って色々と物知らずだよな」

呆れたように言われた。そんなに有名な事だったんだ、知らなかった。

 

「とりあえず、親父がお前の事をかなり気に入っててな。よくお前の事を聞いてくるん
だ…」

「私なんかを…?」

「俺の家は男しかいないから、娘が出来たみたいに思ってるんじゃないか?それに、なんかとか言うな。自分で自分の価値を落とすもんじゃないぞ」

そんなものなのかな?自分の価値なんて、私にもよく分からないのに…

「というわけで、お前の好きなもの買いに行く」

なんとなく理由は分かったけど、結局私の買い物になってないかな?さっきから、疑問ばかりだな私。

「それで、どこに行きたい?」

「えっと…」

肝心の場所とか考えてなかった。好きなものってそんなに無いんだよね。

「本屋さんかな…?」

そう言うと、「分かった」と言って、また悠君は歩き出した。

 

 


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(ようせいたちのゆめものがたり)
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