朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

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新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
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第5話Ⅷ

また寂しそうな顔をさせてしまった。さっき見てたのは親子連れか。如月が何か抱えてるのはなんとなく分かってるんだが、それを俺が触れてもいいか分からないんだよな。逃げるようにあいつと離れたが、どうしたらいいんだよ?

「お主まで落ち込んだ顔をしてどうする」

「イテッ」

急に頭を殴られた。殴られた方を見ると、マツがいた。細く背の低い武士っぽい木精。刀とか下げてるのに、女なんだよな。戦女神ってやつか。男勝りって言うか、男みたいな性格で、爺さんみたいな喋り方してるんだよ。いつもはおとなしくしてるくせにこんな時にだけ出てきやがって。しかも、人が大勢いる所で出てくるなよ。お前らは他の奴には見えないんだから、俺が不審者だと思われるだろう。

「あの子を落ち込ませるでない」

いや、俺のせいで落ち込んだわけじゃないし。仕方なく、声を潜めてマツと話をする。

「そんな事言われても、俺が聞いていい話か分からないだろう」

「話を聞かずとも、慰める方法はいくらでもあるだろう。しかも、待ち合わせに春菜殿を待たせるとは。男というものはいついかなる時も女性を優先して…」

あー、また長い説教が始まった。これが嫌だったから、早目に行ったんだが、まさか如月がもっと早くいるとは思わなかった。これって俺に問題があるのか?

「聞いておるのか!」

「聞いてるっての。それより、今もあいつを待たせてるから…」

「そうじゃったな。早く戻ってやれ」

そう言ってもな、何て言って戻るか?とりあえず、飲み物でも買っていくか。言い訳くらいにはなるだろう。

 

 


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