朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第6話Ⅴ

今日の放課後は、何事もなく理事長に本の事を報告出来た。また増えたら報告してほしいと頼まれた。いつ増えるのか、どのように増えるのかはまだ分からないけど、ゲームを進めていけばいいと思う。

あと、昨日の本は何故か大絶賛だった。意外と理事長の好みにも合っていたらしい。おススメの本まで聞かれてしまった。私に構って何が楽しいんだろう?

そんな事を考えながら、私は桜の木がある中庭を歩いていた。もうすぐ今年の桜も終わりかな。もうほとんど花は無くなっており、葉桜になってる。毎年の事だけど、少し寂しい。

「親父、如月に興味を持ちすぎじゃないか?娘みたいだからかと思ったが、それよりも異常すぎるような…」

「そうなのかな?」

ここまで悠君にも付き合ってもらった。私が頼んだのではなく、悠君が付いてくると言ったんだけど。学校内だと何があるか分からないからという理由らしい。参加者はこの学園の生徒しかいないと理事長に前に教えてもらった。だけど、高等部の生徒だけではなく、初等部や大学部の人も含まれている可能性があるらしい。私には参加者を知る術はないから、危険なんだとか。

 

「ちょっと興味を持っただけで、お前の趣味まで探ったりするか?」
 
言われてみればそうだ。私がゲームの重要人物だからかな?自分で言うのもなんだけど。

「私に構っても何も良い事なんて無いのに…」

そんな事をボソッと言うと、嫌そうな顔をして悠君がいきなり私の腕を掴んだ。

「そんな訳ないだろう!それじゃあ、お前の傍にいたがるサクラはどうなるんだよ?俺だって、嫌いだったら守ったりしねーよ」

そんな事言われても、初めてそんな事言われたんだよ。2人が私の傍にいる理由なんて、傍にいたがる理由なんて。私に、私なんかに分かるわけないじゃない!

「ごめん…。そんな顔させるつもりじゃなかったんだ…」

そう言って、悠君は私の腕を放す。私、今どんな顔してるんだろう?変な顔してるの?

「謝る必要ない。悠君は変な事言ってないし」

返事をしてくれない。どうしよう、私はまた落ち込ませるような事を言ってしまったんだ。そんなつもりじゃなかったのに…。こういう時、何を話せばいい?どうすれば、さっきの状態に戻せる?違うって、どうやったら伝わるの?

「如月春菜さん?」

突然、後ろから名前を呼ばれた。後ろを振り向くと髪が長く て右の横髪にビーズのヘアーアクセを付けている人形みたいに可愛い女の子がいた。制服のリボンの色が同じなので多分同学年だと思う。

私達の高校は学年で女子はリボン、男子はネクタイの色が違う。私達2年生は緑色。1年生が赤色で、3年生が青色だったりする。

「お前は誰だ?」

そう言って、悠君は私の前に出て守ろうとしてくれた。

彼女は固まったまま、何かを呟いている。

 

 


人気ブログランキングへ

広告を非表示にする
妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
☆毎週土曜22:00より調布FM(83.8MHz)より放送中♪
<公式HP>http://music-bunker.com/yousei/
<お便りはこちら>yousei@music-bunker.com