読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第6話Ⅶ

彼女が投げてくるナイフとフォークを、悠君は全て剣で叩き落としていく。埒が明かないと思ったのか、今度は大きなサイズの物を出した。ナイフが薙刀で、フォークが槍のような二刀流になってる。そのまま、私達に切り掛かってくるけど、それを悠君は剣で受け止めた。

「男に守られて…、あなたは何もしないのね。それとも、男に守られるのが当然だと思ってるの?」

私は何も言えなかった。別に守られるのが当然だとは思ってない。でも、私はどうすればいいのか分からない。足手まといになってしまうと思うと、足がすくんでしまう。これでは、肯定してるようなものではないだろうか?

「別にそれでも構わない、俺の願いを叶えるためなんだからな。でも、如月はそういう奴じゃねーよ。守られるのが当たり前なんて思う奴じゃない!」

そう言って、悠君はナイフとフォークを弾き飛ばした。その反動で、彼女は後ろに吹き飛ばされる。動きが止まった隙に、悠君は彼女に切り掛かった。

彼女はとっさに大きな皿を出しガードするが、受けきれず砕け、そのまま彼女の肩に剣が刺さり、肩が血で赤く染まっていく。

彼女が悲鳴を上げる。私は自分の事ではないのに、身を竦ませてしまった。

「また倒しに来ないよう、徹底的に痛めつけておくか」

淡々と告げられた言葉。作業のように彼女を傷付けようとしている。そこには感情が無いかのようで…

「動けないほど傷付ければ、怖くてもう如月には近寄ったりしないよな」

「やっ、止め…」

悠君の今の言葉と行動で彼女は酷く怯えている。目から止めどなく涙が溢れていて…

違う…、私はそんな事をして欲しいわけじゃない…。今の悠君はいつもと違って、すごく怖い…

駄目だって分かっているのに、体が震えてしまって声が出ない。

「っ……!」

「敵を排除するにはこれが1番効率的だ」

そう言うと、悠君は剣を振りかざした。目は彼女を見据えたまま、一気に剣を振り下ろそうとする。

 

 


人気ブログランキングへ

広告を非表示にする
妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
☆毎週土曜22:00より調布FM(83.8MHz)より放送中♪
<公式HP>http://music-bunker.com/yousei/
<お便りはこちら>yousei@music-bunker.com