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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第6話ⅩⅥ

次の日になって、私はまた理事長からもらった本を読んでいた。斎藤さんに会って、またページが増えたようだ。でも、結局読めない字で書かれている。

ボーっとどうしたら読めるようになるのかを考えていると、後ろから声を掛けられた。後ろを振り向くと、斎藤さんがいた。

「あなたに話があって…」

照れながら、話しづらそうにしている。なんだか可愛い。元々お人形みたいに可愛い見た目をしてるから、なお可愛く見える。

「あの人の事、諦めない事にしたのよ。もう少し頑張ってみようと思うの」

「良かった。ありがとう、斎藤さん」

「何であなたがお礼を言うのよ、本当におかしな子ね。後、名前で呼びなさいよ」

「えっ?」

「あなたはあたしのライバルなんだから。あたしも名前で呼ぶわ、春菜」

「嬉しい…」

「えっ、ちょっと!何、喜んでるのよ!?」

家族やサクラ以外で私を名前で呼んでくれる人は初めてで、どう表現したらいいか分からないけど、すごく嬉しい…

「家族やサクラ以外に初めて、名前を呼んでもらえたから。すごく嬉しい…」

「ホント、春菜ってバカよね」

「そうなのかな?」

「まぁ、そこが気に入ってるんだけどね」

何かボソッと彩華さんは言っていたけど、聞き取れなかった。

「何か言った?」

「何でも無いわよ。それだけだから」

そう言って、彩華さんは顔を真っ赤にして教室から出て行った。

でも、良かった。諦めないでいてくれるんだ。恋をしている彩華さんは、すごく可愛くて素敵だと思う。もっと仲良くなれたらいいな。

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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