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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第7話Ⅲ

木精物語

「屋上に行こうよ?ここで騒いでてもしょうがないし」

私がそう言うと、2人はピタリと会話を止め、こちらを向いた。何故か気まずそうに。

「そうね。春菜が行きたいなら良いわよ」

「分かった」

2人が賛同してくれたので、そのままお弁当を持って教室を出た。風花さんにお礼を言うと、少し嬉しそうにしていた。

私の高校は1年生が3階、2年生が2階で、3年生は渡り廊下を通った別の棟の2階にある。屋上に行くには、1年生の階の上に行かなければいけない。だから、階段の方に向かっていたら…

「如月さん」

後ろから男の人に声を掛けられた。後ろを振り向くと、片方の横髪が少し長い綺麗な顔の男の人がいた。ネクタイの色が同じなので、同学年の男の子だ。彼は「これ」と言いながら、ハンカチを渡してくれた。落としてしまったみたい。

「ありがとう、拾ってくれて」

受け取ろうとしたら、手首を掴まれて引き寄せられる。

「今日の放課後、栗の木がある中庭に来てほしいんだ。他の人には内緒でね」

そう耳打ちされた。私は突然の事で、何も言う事が出来なかった。そのまま彼は、何事もなく立ち去っていく。

その後、悠君は彩華さんに色々と聞かれたけど、なんとかはぐらかす事が出来た。風花さんは何かを知っているみたいで忠告だけされた。

「…あの人は先輩に何かするとは思えませんが、気を付けてください」

何に気を付けたらいいか分からないけど、行ってみたら分かるはず。

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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