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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第10話Ⅴ

子供か、コイツは。減る減らないの問題でもないだろ。ため息を吐いて、どうしようかと思っていたら、いきなり肩を掴まれた。

「俺はさ、叶えなきゃならない願いがあるんだ。それを邪魔する奴は消さなきゃだろ。だから、協力してくれよ。なぁ?」

さっきとはガラリと雰囲気が変わった。さっきとは違った低い冷たい声。顔は笑顔なのに、目が全く笑ってない。背中がゾクッとした。関わっちゃいけない、そういう人種の奴だ。

「あっ…」

震えて声が出ない。さっきまでのコイツとは、別人すぎて。今のコイツは、ただただ怖ろしい。

「どうしたんだ?ほら、教えてくれよ」

「…知らない!知ってても、お前なんかに教えない!」

大声を上げて、なんとか声を出す事が出来た。桜井蓮は「そうか」と言って、またさっきの胡散臭い笑いを浮かべていた。

「強情な奴だ。教えてくれるまで、付きまとってやるからな」

そんな子供みたいな事を言って、立ち去った。何だったんだ、アイツは?ネクタイの色だと、3年だよな。名前くらい名乗っていけよ。

それから、毎日のように桜井蓮がボクの元にやって来た。何度知らないと突っぱねても、諦める事は無かった。あれから、あの怖ろしい感じで話してくる事は1度も無く、勘違いだったのではないかと思うほど。だから、嫌味も言えるわけだけど。本当にあの時の、アイツは何だったんだ?

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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