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朔夜のほわほわ日記☆小説ブログ

小説と日記のブログです♪声優を目指しているミュージックバンカーのルピナス生です。朔夜夕佳(さくや ゆうか)と申します。よろしくお願いします((☆´∇)从(∇`★))

ここに載せている小説は、E☆エブリスタでも掲載しています。
新作小説「木精物語」  http://estar.jp/.pc/_novel_view?w=23759531
実況動画を始めました。  http://blog.with2.net/link.php?1778942
よろしくお願いします。

第10話Ⅵ

まぁ、そんなこんなで、アイツは今日もボクに付きまとってくる。静かになったから、諦めて帰ったかと思ったが…

「遅かったな。さっ、話の続きだ!」

まだいやがった。コイツ、ここでボクが着替えるのをずっと待ってたのか?変態みたいな事しやがって。もういい、無視だ、無視。

そのまま無視して弓道場から出たら、別の人影があった。…姉さんだ。ボーっと壁を背に立っている。ボクに気付いたのか、嬉しそうにボクの名前を呼ぶ。

「部活終わったの?」

「どうしたんだ?何かあったのか?」

突然の事に驚いて、明後日の方向の返事をしてしまった。むしろ、質問を質問で返してるな。気にしてないのか、ふわりと笑って「心配だったから」と話し始めた。

「昨日、何か落ち込んでるように見えたから。勘違いだったら、ごめんね」

気付かれてた。自分の事には鈍感なくせに、何で他人の事だったらそんなに聡いんだろ

う?他人を心配しすぎだ。その10分の1でいいから、自分に向けたらいいのに…

「どうしたの?やっぱり、勘違いだった?」

「ううん。そうじゃないけど、大丈夫だから。ありがとな」

笑って返事をする。これはボクの問題だから、姉さんには迷惑を掛けたくない。ボクのせいで笑顔を曇らせたくない。まだ不安そうな顔をしてたけど、「帰ろう」と言ってこの話を打ち切った。

 

 


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妖精達の夢物語
(ようせいたちのゆめものがたり)
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